私は下方修正を貰っても私

5/11
前へ
/64ページ
次へ
カケダシタウン カケダシ草原を進んでいくと、町にたどり着いた、とりあえず宿で回復した後、情報収集をしてみたところ、辺りにはダンジョンがあるらしい、ダンジョンの攻略はRPGの基本、皆で向かうことにした。 カケダシタウンを出ると、わかりやすいほど近くに綺麗な石造りで出来た建物がある。中へと進んでいくと、看板が立っていた、罠に注意!罠には様々な種類があります、解除できない場合は上手く避けよう!と親切な文が書いてあり、すぐ進んだ所に、前さえ向いてれば発見できる糸が張ってある。 「なるほど、これはわかりやすいな」 「所でこれは何の罠なんだ?」 「掛かってみればわかるww うひょーww」 アルフが全速力でその糸を走りざまに引きちぎった、すると、糸の合った位置に矢が飛んできた、のだがアルフはもう罠よりも断然奥に居るので誰にもあたることは無かった。空を切った矢は壁に突き刺さり、消滅した。 「なんだ、大した罠ではないな」 復活したトラップをわざと引っかかったクラウドは、飛んできた矢を盾で弾きノーダメージでその場に佇む、俺とエリックはその横を通ることで安全に進むことが出来た。 そして皆で進んでいくと、今度は進路に床が無いので進めない場所についた、しかし、当然の如く看板があり、仕掛けを解こう!進めない場合は何らかの仕掛けがあるのでそれを解けば進むことが出来るぞ!と書いてあるのであたりを探す、といっても一本道で特に物も置いてないので、何かあっても壁か床にしかない、壁を触ると一部音を立てて押し込むことが出来た、よくあるタイプのスイッチだ。 こうして床が出現しどんどんと奥へと進むことが出来た、次へと進むと宝箱が平然と道の真ん中に置いてあった。看板には、ダンジョンには宝箱がPOPするぞ!上手くいけば一攫千金!と書いてあった あけてみると、100Gが入っていた。 一度クリアしたプレイヤーには入ってないぞ!と宝箱の中に書いてあった、100Gループの防止のようだ、以外に考えていた運営。
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

91人が本棚に入れています
本棚に追加