私はゲーム中は操作キャラクター

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俺は頼られる事がこの上なく好きだ だから、ギルメンに何か誘われると 自分の事は二の次にして、パーティに加わる 今回は、ギルメンのレベル上げ 何時ものパーティのクラウド氏がマスターとした ギルドのメンバーを強くするのが目的 居るのは不遇職で燻っていた人ばかりだ 高位狩場に連れて行き、敵に固定ダメアイテムをぶつけまくる クラウド氏が庇い、被弾を減らす 体力が尽きれば、私が蘇生し 数の暴力で嬲る、パーティはレベル差が大きいと レベルが低い人の経験地が少なくなってしまうので ギルメンと俺達のパーティは別々で支援だけ行う 他のゲームだと、同じパーティでもいい場合もあるが それだと、1レベルの人を、守って高位狩場で狩りするだけでよくなるので、このゲームは運営により調整されている 今回の方法が取られたのはそのためだ ここの敵は強い・・・というか私達がレベリングするような 所なので、ギルメンは一斉にレベルがあがる そして歓喜のチャットが打ち込まれ どんどん会話が流れていった †クラウド†:今日もお疲れ †クラウド†:リザレク使えるの、知り合いにナギサ †クラウド†:以外に居なかったからな、助かった ナギサ:いいの、貴方の役に立てるから! †クラウド†:くそ・・・これが女なら最高なのに・・・ ナギサ:ふふ・・・残念でしたー!私は男よー! 俺を狙うな!:何、ギルド内でいちゃついてんだ 俺を狙うな!:そういえば、公式の発表聞いたか? キリト:知ってるぜ、さっき見たからな キリト:最近流行のVRMMOに乗っかるんだろ? †クラウド†:本当か?そうなら興味あるんだが 俺を狙うな!掲示板じゃ大騒ぎだぜ 俺を狙うな!こっちと連動するとかなんとか キリト:本当なら夢がひろがリング! キリト:応募すると、DF専用VR装置が届くらしい †クラウド†:非常にやりたくなってきた †クラウド†:詳しいことはよ 狙うな氏とキリト氏の話を聞いて ホームページを見てみると、どうやら本当の事らしい 皆がやろう、というので私も一緒にやることにする 応募者全員という、大盤振る舞いだからか、届くのは応募してから 1月後になるとのこと
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