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「斎藤!猫はどうなった!」
慌てた様子で研究室に高橋が入ってきた
「ああ、変化はあった!」
高橋は驚いている
モトチカをテーブルに置くとじろじろと様子を伺う
「モトチカ!体の具合はいいか?」
コクりとうなずくのを見て高橋は更に驚いた表情を見せた
「ほ…本当に凄いな…」
私はその日から毎日大学に泊まりモトチカと生活を共にした
進化は着実に進みイヤな顔や嬉しそうな顔なども見せるようになる
そして運命の日が訪れた
朝、起きて顔を洗うとモトチカに言う
「タオルをとってくれないか!」
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