黒猫のタケチオ

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目の前にひろがる光景に思わず驚愕する 「せ…先生…これは…なんですか…」 普段ならもう日がのぼる時間なのにまだ薄暗く強風や雨、雷などが凄まじい勢いで降っている まるで雨雲の中にいるようだ 向こうの方には3つの黒い柱のようなものが大地から空へむかい登っている 確か…昨日の天気予報は晴れだったような気が… 「竜巻よ!この地域に3つの竜巻がいきなり現れたの」 え?竜巻? 「もちろん学校は臨時で休みになるわ くれぐれも竜巻がおさまるまで外出は控えてね 私は他の生徒にも連絡しないといけないから じゃあまた明日学校でね」 そう言うと先生は慌てた様子で電話を切った
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