黒猫のタケチオ

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バタバタバタ 急いでベッドから飛び起き一階にある両親の寝室へ向かった 「父さん、母さん!」 勢いよく襖を開けると二人はカーテンの隙間から外を見ていた 母親は振り返り俺に言う 「長い人生でこんな出来事初めてよ… ちょっ…」 俺の顔を見るなり話が止まる 「克哉!どうしたんだ!」 父親も俺の顔を見て驚いた表情で言う え?顔?手で頬をさわるが何のかわりもない 二人の言っている意味が理解出来なかった 「と、とりあえず洗面所へ行って鏡で見てこい!」 父親の言うままに俺は洗面所へ行った
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