195人が本棚に入れています
本棚に追加
『いや、別に腹は減ってない』
……!
い…今…なんて…
まさか猫が普通に話をするなんてあり得ない
たまたまそんな風に鳴き声が聞こえたんだろう…
「そ…そうか…」
相変わらず俺を見ている
『暇そうだなお前』
しゃ…しゃべった
今…明らかに…
ドンッ!
思わず後ろの壁に背中をぶつけた
「な…なんなんだ…」
黒猫は自分の手をペロリとなめた
『猫だ!』
いや…それは分かるが何で話をしているんだ
俺は頭をフル回転して考えた
お…おそらくこれは夢だ…夢に違いない
最初のコメントを投稿しよう!