運命の日

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『いや、別に腹は減ってない』 ……! い…今…なんて… まさか猫が普通に話をするなんてあり得ない たまたまそんな風に鳴き声が聞こえたんだろう… 「そ…そうか…」 相変わらず俺を見ている 『暇そうだなお前』 しゃ…しゃべった 今…明らかに… ドンッ! 思わず後ろの壁に背中をぶつけた 「な…なんなんだ…」 黒猫は自分の手をペロリとなめた 『猫だ!』 いや…それは分かるが何で話をしているんだ 俺は頭をフル回転して考えた お…おそらくこれは夢だ…夢に違いない
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