運命の日

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タケチオは笑うどころか真剣な面持ちで俺を見る 「名前は克哉だったよな」 小さくうなずく 『髪の毛、のびすぎだな!のばしてるのか?』 言われてみれば、確かに最近、散髪に行ってないな そろそろ行かないといけないと思っていた 「特にのばしているわけじゃないよ」 学校の話はどうなったんだ 『なら、別に短くなってもいいんだな?』 まあ、何の問題はない 俺は、また小さくうなずく 『わかった!お前の望みを叶えよう! 等価交換だ』 言っている意味は全くわからなかったがとりあえず納得する素振りをした
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