第1章

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将司にキスをした。息を吹き将司の目が変わった。 「悠騎に手を出すな。俺が護る。悠騎の剣に俺が為るッ!うぉおおおおおおおおお」  ルシファーが現れて見た目は五十代の紳士で杖を床に叩くと黄色の焔の粒子が将司の心臓と繋がり守末河が将司のを手に回した。 「フッ。しゃーねぇよ。アンタ?侍か。その子種を大人しく渡しいや、ん?」 「ああぁ・・・い、い、い・・・いな・・・否や」  将司も自我を戻して刀を抜くが守末河はD区域に転がってる重傷者や死にかけてる男に、メガネの男に近寄り自分の四球を与えた。 CODEを超える能力で性は生まれる。つまり人間をどんな状況でも創れると言うことだ。 「ハッハハハハハハハハハ・・・・・この際私はキモメンに孕ませされるが、兵を増せ!エンペラーは大人数じゃこのCODEは使えない、所詮人間如きが私を殺せないよ。」  ベルゼブブが翼を広げると人間の魂が天に消えていき、大きな口で喰って無職の透き通る尾様な翡翠色の焔を全身纏い太った油っぽい男だが見た目が格好良くて動けるデブだ。下っ腹に溜まった魂を浄化して超スリムの長身で、黒コートを着て30mの大剣を構えて、綺麗な六枚の翼が無間地獄を与える。 「シー・アモーレ・ベルゼブブ」  翡翠色の焔が死者を天に送りエンペラーの拳が守末河を受け止めたのはメガネ男だ。 「ひ・・ひっひひひ・・・は・・は・・いぐぐ・・お・・お・・」  屍に動けるのは守末河の魂だ。
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