第1章

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「いや・・・良いさ(Nein ist gut)。俺はアマテラスの(Ich der Amateurterrasse)威光と使命で(In Einflus und einer Mission)動いてる(Es funktioniert)。この地獄も慣れだ(Diese Holle ist auch speziell)。おまえ等こそ(Wie fur du)俺に長い間(Wahrend es fur mich lang ist)付き合ってくれてありがとう(Danke fur das Gehen zusammen)。逝くぜ(Ich sterbe)」  五人が集結したところを四人はしかと見ていた。圧巻と驚愕だ。ピンマイクをさして黒コートに白いシャツに紅いネクタイで長い黒髪を七三分けにして髭も剃りパソコンのモニターを閉じた。ゆっくりシェルターの帆面から歩き出して、二週間ぶりにシャバの空気を吸った伴龍纖が澪に挨拶した。 「お嬢元気そうだ。」 「そっちこそ御免な。理事長職勇退後にこんな面倒かけてよ」  澪は亜理寿そっくりだが長身のモデルで、タバコを吸いながら長刀の鞘を抜き紅い刀身に秘められたいままで斬ってきたCODEの力を一気に拡散させる霊刀。澪が、刀を構えてベージュのコートと紅いハチマキに左足を踏みにした。 「ぶっこうもうぜ(Getto)、地獄の断頭台の(Della ghigliottina dell'infern)情け無用の(Dell'inutilita di comprensione)黄金刀でデブや(Con una spada dorata un grasso)淫乱女も(Come per la donna)奴隷が(dissoluta un schiavo)天に裁かれる(E giudicato nel cielo)前に私の極道というのは(Il mio essere cattivo prima)道を極めた(Io ero pieno di corsi)。ヤンキー魂で(Con spirito yankee)、コイツら死んでいけ(Questi possono morire)」  初めて見たのだが、亜理寿の母四条小路組第二十八代目当主澪が、鞘を抜いた時寒気がして、守末河を冷凍事斬り(マグロの解体ショー)って感じで斬り堕として、崩れた壁をバックに鉄の柱に足を伸ばして大理石の手すりに乗っかり久我山を神速の霊刀で斬った。
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