第1章

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 ホール跡地はボロボロに鉄筋剥き出しで、下の水路は水で浸水。エンペラーは、山安と相まみえて死にかけていた。 (エンペラー自身生きて五〇〇年。CODEも限界を超えている)  その頃CODE:LOSTに近いエンペラーは魔神解放で山安も水で蒸気に変えて蒸気となると蒼の焔と紅の焔でフルスロットルでの戦闘は血を吐くくらい上半身鍛え抜かれた躰で、水路で戦闘が続く。山安の水が猛威を振るう。 「水迅」  水がばらまかれるが、サタンが水を吸収した。 《糞野郎がぁッ!(Exkremente)水は物質変化上等!(As for the watermaterial chang)エンペラー(Kaiser)、俺とアスモデウス(Ich und Asmodeus)を武装にしろ(Mache Kriegsstarke)、だいぶ御前も(Beachtlich als fur das Geehrte)消耗しきってる(Ich beende weil ich verschlis)。俺は御前を(Ich geehrt)死なせないだろう?(Wirst du es nicht sterben lass)》 《決まってるじゃないよ(Entscheidung )。エンペラー(Kaiser)、私だってアンタを(Sogar als fur ich du)信じてその身を(Glaube es und der Korper)燃やす焔を(Flame um zu brennen)与えて(Gib es)山安は水(Berg billig Wasser)。水は蒸気になる(Das Wasser wird der Dampf)。一気に(Bei einer Ausdehnung)畳み掛けて(Eilig)ぶちかますわ!(Ich mache dich kaputt)》  アスモデウスは長い金髪の女性で毛皮のコートを着て黒の下着を身につけて紅い焔を纏わせて灼眼で美人だが、《色欲(Begierde)》を司りエンペラーの肩に手を乗せて煙管を銜えつつ山安を見つめていた。 サタンも黒コートに手を突っ込み髑髏の王冠の位置を直して青い眼が焔を揺らぎ見ていたのは、山安は全身蒸気を武装化して水路に霧が籠もった。
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