パチパチめろくりソーダ

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普段は通らない住宅街の外縁の道、土手下の道を、おぼろげな記憶を頼りに歩きました。 今ほど車の交通量はないにせよ、危険を避けて、車の通らない道を選んで歩きました。 道を間違えずに行けるか不安でした。 と言うのも、遠い駄菓子屋へは、以前に友達と一緒に、それも一度しか行ったことがなかったからです。 やがて見覚えのある場所に出ました。 もう少しだ。あの角を曲がれば目当ての駄菓子屋が見える筈だ。 私は駆け出しました。 ところが、焦る余りに足を絡ませて道端に転んだ。 身体を支えようとして手を開いた。 ここで、予期せぬ不幸が起こりました。
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