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「どうだ、今年は楽だろう?」
「楊先生、お世話になりますぅ」
「お肩でもお揉みしましょうか」
「よし、毎晩一人ずつな」
「うわ、肩を揉むだけで済めばいいけど」
「うるせえ、オレを野獣のように言うな」
オレたちはふざけながら上田から右方向へ曲がり、山の中へと入っていった。
「この辺に住んでる人たちは、車がないとやってけないですよね」
「確かに。買い物はまとめてこの店に買いに来るのかな?」
「あ、この店、この辺のお客を独占ですね」
両親がコンビニを経営している桜は、いいなあ儲かるだろうなぁ、とつぶやいた。
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