姉ェ...

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中学を卒業して周りよりは少し早めの春休みを満喫していたある日 「アンタ4月からはこの学校に通いなさいよ」 「は?」 ピコピコとゲームをしていた俺の前に立って高校のパンフレットを俺に突きつけてきた姉 ちょ、画面見えないんですけどっwww しかも姉が手に持ってるパンフレットは俺が合格したはずの高校ではない学校が写ってる。 「お姉様?学校間違ってません?おれ近くの公立に行くんですけどww」 ポーズ画面に出来ないので、とりあえず感覚でボタンを押しながら話をする。 「あぁ、あれ、取り消したわよ」 「ハアアァァァァ!?」 俺が叫ぶのと同時に倒された時の音がして、ちょうど姉がどいた画面にはGAME OVERの文字が。 あ、しんだ、じゃなくて! 「姉貴、なに勝手なことしてんだよ!ふざけんなよ!それに...!」 「あ?」 「ナンデモナイデス...」 姉の睨みに押されて出かけた言葉をのみこむ。 べ、別に怖くないんだからねっ! 俺の友達のほとんどがそこに通うのに、学校変わったら離れちゃえじゃねえかよ... とりあえず姉を若干睨みつつ質問してみた。 「そもそも、何で学校変えんだよ?」 「萌えの為よ!」 「はぁ!?」 「この学校ね、有名な男子校なのよ。是非ともアンタには入学してもらいたいな~って」
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