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そして思いきり会長を殴った。
うっわなんて……力のないパンチだwww
でもやっぱりダメージはあるようで、会長は痛そうに顔を歪める、が、ニヤリと笑った。
「面白ぇ、俺に口答えしてくる上に殴るなんてな。ますます気に入った。俺のモノにしてやる」
殴られて喜ぶとかMかこいつ……まぁ俺もその光景見て萌えてんだけどな。
「それはそうと……お前さっきから何睨んでんだ」
は？俺？
ポカンとするが、明らかにさっきまで三富に向けられてた顔は、俺に向けられている。
いやいやいやちゃうんです。睨んでなんかいないです。あんたら見てて萌えてただけなんです。確かにニヤけ抑えるために口元結んでたけど。……俺一切敵意とか向けてねぇし…あぁもう！俺に関わる位なら転校生落としにかかれよ！
「はぁ！？睨んでねぇよ！」
俺は勢いよく立ち上がって会長を睨み付けた。
「あ？じゃあ何だよ。じろじろと見やがって……ん、お前、2-Aの江の島か」
「だったら何だよ」
俺は不良らしく会長を睨み付けるように上目で見る。会長は俺をフンッとバカにしたような目で見てきた。
……なんかムカつく。
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