11人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
「は？学校はもう決まってるだろ！？ある学校って……俺らが行くとこのことか？」
「違うけど？……そうそう、兄さん達が行く予定の学校は、合格辞退しといたから」
「ちょ、ちょっと立夏！？何でそんな事に……」
元々兄さん達が行く予定の学校は、確か普通の公立高校。
そう、普通の、兄さんのハーレム共が誰でも入れるような……
「また兄さんの周りにいる女共にぎゃーぎゃー騒がれても面倒だからだけど？なにか文句でもあるの？」
「俺は元々、あいつ（彼女）と高校がバラバラになる予定だったから別にないけど……春兄は？あと、入学試験とか……」
「僕は……うーん……皆は僕と同じ学校に行こうと頑張ってたからなぁ……」
兄さんのハーレムが期待の目で見てますね。
兄さんはチラ見もしてませんけど。
「んー…………まぁ、いっか！いつも立夏達はうるさそうにしてたもんね！」
「……春兄、意外と容赦ねぇな……」
兄さんは結構ばっさり切り捨てますよ？
ハーレムは知らなかったんですかね？愕然としてます。
………………………ざまぁ。
「兄さんもいいですね？あと愁、試験はもう終了しているのですが……まさか、気づいてないのですか？」
「……はっ？いつ？ていうか、どこの学校いくんだよ！？」
「確か……”四季学園”ですよ」
「「父さん達の学校じゃねぇか（じゃんか）！！！」」
「そうですが？」
最初のコメントを投稿しよう！