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そして更にまたまた数日後……
私たちは、巨大な門の前に立っています。
「…………最後に見たの、数年前だけど……相変わらずでけぇなおい……」
「ほんとだよね……凄い印象的だったもの。それにここ、インターホンが分かりづらい場所にあるんだよね……なんでだっけ?」
「母さんの要望によって、ですよ。ここは最近まで男子校でしたからね……確か、父さんが男子校を建てるとなった瞬間……
”男子校……ですって!?ブツブツ……インターホンをわかりにくくすれば門を飛び越えるかしら……?王道のためには……少しくらい犠牲が必要よね!”
とのことで……」
「「母さんの腐った要望により実現したんですかこれ!?」」
「中身も母さん好みになっていますよ?兄さん達は覚悟してくださいね。この学校が共学になったのは…………去年ですから」
「「…………えっと、その覚悟って……」」
「勿論、貞操が奪われる、という意味でですが?」
「そんな……!」
「っしゃぁぁぁぁ!!平凡でよかったぁぁぁ!!」
「……愁」
「あ?何だよ夏姉」
「……平凡受けという台詞と、平凡総受けという台詞は、もはや最近王道レベルまで人気だそうですよ?」
「…………orz」
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※注
これはBLではありません。
ただのネタです。
……あーでも、どうしようかな……春くん総受けとか……(最低)
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