邪神(御三柱の一柱)

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邪神(御三柱の一柱)

見た目:不明 身長:不明 体重:不明 備考:  神々が神々として存在していなかった、聖や邪などという区別すらなかった原初の無から別たれ【邪神の原初】となったモノ。  神々が発生する以前には何物にも認識されていなかった概念そのもの。  概念体のため元来、肉体や容姿は存在せず【邪】という概念に対する信仰、もとい固定観念がそのまま対象にとっての邪神となる。  しかし、人々の信仰が概念に色を塗り、神々を形作り始めた頃から同様に影響を受け始め、一部だが邪神として容姿や性格が固定され、そう扱われるようになった。  他の神々と同様に人間の信仰によって意思のある存在へと変貌した直後、自身が正義や徳を試すための【邪】には成り得ないことを理解したため、強大な【邪】を恐れ、憎む在り方を気遣ってあらゆる世界、神話、神群に干渉できない領域に潜り込んだ。  この領域こそ『邪神喰らいの神滅記』冒頭で人間の魂が送り込まれた封印世界の始まりである。  【果て】に到達した存在ではなく、【果て】の元となる概念そのもの。第【Ⅰ】の【果て】という呼称も読神が文字化させる際の記号でしかない。  ……と、大層な表現はするものの、現実的な観点から表現すると自我を得た途端、神速でニートになった原初の引き篭もり(超強い)である。  前述した理由から外部と関わることになる【虹の果て】計画には梃でも参加しない存在なのだが、引き篭もってからずっと外部の神々がその領域をゴミ箱同然に扱い、あまつさえ神々自身にとって都合の悪い存在を押し込みまくってくるので、気遣いも愛想を尽かして【虹の果て】に参加してしまった。  封印世界から抜け出し軽く散歩するだけでありとあらゆる世界、神話、神群を【邪】に染め上げて相殺して再び原初の状態に戻せるが、読神が外部の物語を綴った本(主に英雄譚など)を読ませ窘めているため、直接神々に干渉することを自粛してくれている。  因みに【果て】としての性質は『あらゆる概念、存在を無に帰す(原初の状態に戻し、一様にする)』としてある。  厳密にはこの邪神の存在そのものが【果て】としての性質の塊なので一個では済まないのだが、多すぎるので割愛する。
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