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あれから一週間
僕はまだアモンドさんの姿をみていない。別に覚悟云々の話じゃなくて……何となく、このままでもいいかな…って
本当、アモンドさんの姿を知るのが怖い訳じゃないから!!
って、僕誰に言ってるんだろう…
姿は知らないけど……
でも、アモンドさんの良い所沢山見つけたんだよ!
・料理が上手
・笛の音色が綺麗
特に印象的だったのがこの二つなんだ~それにアモンドさんは沢山の本を持っていて分からないことはドア越しで教えてくれたんだ!
この森の奥深くで生きる為に必要な薬草の事、魔物の生態……アモンドさんって物知りなんだよ
よく実物(薬草)を持ってきて、この症状にはこの薬草と、本と照らし合わせて教えてくれる
アノ家では学べなかったような事が沢山あった
何度か外にも出た
そしたら小さい鳥がいっぱい飛んで来た。その鳥は渡り鳥で今の時期はこの森に巣を作ってるってアモンドさんが言ってた
一回だけ大きな狼の魔物が来たけどアモンドさんの笛の音を聞いて去って行った
後からアモンドさんに聞いたら友人だ。と笑いながら話してくれた
「アモンドさんはこの森の中に沢山の友人がいるの?」
アモンド「リヴィーが見たら怖がる様な奴も居るかもな?」
なんて感じて時々僕を脅かしたり
アモンドさんと居ると時間がとてもゆっくりと穏やかに過ぎて行くようだった
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