第1章

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私の名前は雪。私にはとっても仲良しの七海って子がいるんだ。でも、最近本当に七海の言う事が正しいのか悩んで来てるんだ…だって… 私はとなりの席の凛ちゃんとずっとしゃべっていたんだ。 「あ!その本雪ちゃんも好きなんだ!」 「あ、そうそう、面白いよ👍」 そこに、七海が来ました。 「帰るわよ、雪」帰り道… 「雪、最近凛と仲良くし過ぎじゃないの?」 七海が突然立ち止まって言いました。そして、軽蔑するような目つきで私を見て、帰ってしまいました。 そんな事が何回かありました。 そしてとうとう私はある日誰もいない教室で言いました。 「なんで凛ちゃんと私の事そんなに言うの?」 すると七海が言いました。 「私凛のこと嫌いなんだよね~だって体が弱いし、みんなよりいっつも遅れてる感じだしさ。ね?」 同情を求める感じでこっちを見てきた七海に、嫌われるのが怖くて、思わず、 「確かに~」 と言ってしまいました。 ドンッ その音に振り向くと今にも泣きそうな凛ちゃんがいました。 「ゆ、雪ちゃんの嘘つきっ!」 つづく
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