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あんな可愛いまゆがなんで私なんかとつるんでるか不思議…。
まぁ、まゆといて楽しいからいいけど!
そしてまゆには彼氏がいない。…今は。
昔いたらしいけど…今作らない理由はわかんない。
何かありそうなんだけど、話してくれないからなー。
……私は相談にのるけどな…。
「ちょっとかりん?私の話し聞いてる?」
「…、あっ、ごめん何だった?」
「ちょっとー、かりんのために愛を語ってたのにー」
「な、なっだって!?まゆ、いつから私の事恋愛対象として見てたの!?」
「…へんな妄想やめてくれる?」
「ひっ」
まゆの大きな目が細長くこちらを向いた。
おー、怖い怖い。私の体に穴が開きそう。
「だーかーらーね、かりん、今日誕生日でしょ?おめでとうって話!」
まゆがそっぽを向いた。
同時にまゆのポニーテールがべしん!顔に当たった。
…ちょっと痛かったぞ。
「ちょ、まゆなんて可愛いの!ツンデレか!ツンツンデレデレか!」
「うるさい。鼻息荒い。ほら、着いた、行くよ」
「あっ、待って待って!」
賑わう祭り、がやがやしてる。
こういう雰囲気、好きだな。
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