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ミルガディス様もフラフラしておりますから、手刀で気絶していただき………………そういえば、ミルガディス様には攻撃が効かないと仰ってましたが、普通に気絶しましたね
ついで厄介なサラ様も手刀で気絶させ
残ったのはお嬢様と囮様
トト「……こんな状態で今後大丈夫でしょうか?」
囮「トットちゃんが強すぎるんだよ」
ミリア「本っ当にムカつくわね!余裕そうだし!いちいち攻撃も避けるのも防御もスマートだし!もっと必死だったり恥ずかしい格好したりしなさいよ!」
お嬢様、既に何を言っているのか私には理解が及びません
トト「お嬢様……必死になって欲しいのならば、それ相応の攻撃をお願い致します」
ミリア「ムキャァァァッ!!」
トト「それと、恥ずかしい格好の攻撃はありますが、高い確率で死なれてしまいますからお見せできません」
………おや?
お二人が動きを止めてしまいました
囮「恥ずかしい格好の攻撃って何?見たいんだけど!」
ミリア「私も興味あるわ」
そんな、期待した眼で見られても………
トト「仕方ありませんね……」
下僕を喚び出し、下僕に向けて攻撃します
なんせ毒魔法ですからね
トト「では………チュッ」
指先を唇に当て、それを下僕へ向けます………えぇ、所謂投げキッスでございます
下僕『フルーティィィッ!!』
下僕は大喜びですが、私は恥ずかしいです
ミリア「………どこが恥ずかしいのよ?」
囮「うん、無表情じゃなくて微笑みウィンクでやれば完璧だね!!」
………なん、ですと!?
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