サバイバルでございます

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お嬢様からお叱りを受けて数日 本日からサバイバル授業でございます お嬢様の時と同じですから、説明を聞き流し、転移された双子を護衛します レグ「さて、まずはどうするか…」 セラフ「とりあえず拠点じゃね?」 ユウキ「水も必要だし、近いところがいいよね」 はぁ…相変わらず華のない面子です ミルガディス様もいらしてますが、サバイバル自体に興味がないご様子 まぁ、魔界からなかなか出られなかったために外の景色には興味津々ですが 双子達が移動し始めたので、あとをついていきます ミル『なぁレグルス?これはいつまでやるんだ?』 レグ「聞いてなかったのか?三日だ」 ミル『三日!?三日もやるのか!?』 セラフ「なんかあんの?」 ミル『モフモフしにいけないではないか!!』 ……ミルガディス様はあれです、魔王の威厳を保たなくていい場面では少しアホでございます 仕方ありませんね サバイバルといえど、快適にお過ごしいただけるよう努めるのが執事 トト「手駒」 手駒『ニャ!』 トト「ミルガディス様の癒しになってきてください」 手駒『わかったですニャ!』 パタパタと飛んでいき、ポスッとミルガディス様の頭に着地した手駒 ミルガディス様……うっすら透けているくせに触れて食事まで出来るのですが…………いったいどういう仕組みなのでしょうか? ………端から見ると、ただの存在感が薄い方にしか見えませんね 影の薄い魔王だなんて、需要ありませんね
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