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仕方ありません
トト「失礼します!!」
サタン『なっ!?』
突然目の前に現れた私に驚くサタン様
私は用事が終わりましたので元の位置に戻ります
トト「身嗜みを整えて差し上げるのも、執事の仕事でございます」
即席ですが、採寸して黒い布で服を作成し着て頂きました
サタン『なん…だと!?』
セラフ「いやいや、服を着せるくらいならさっさと倒しちゃいなよ」
レグ「そうだぞ父上」
サタン『この着心地、あつらえたようにフィットする、こんな服は着たことがない!』
ユウキ「なんか放置してても大丈夫そうだね!」
服の着心地よりもまず、気がつかないうちに服を着せられていたことに驚愕していただきたいですね
トト「差し出がましい真似をして申し訳ございません、しかしサタン様、ここにはレディもいらっしゃいます、流石に何も身に付けていないのは如何かと思いまして………勝手ながら服をご用意させていただきました」
静かに頭を下げる
サタン『そ、そうか、よくやった、誉めてつかわす』
何様でしょうか
トト「では、今現在サバイバルという学園の行事を行っております、サタン様がお相手するような方はこちらにはいらっしゃらないかと、それにここは王国……帝国を相手になさるならばまずは他の方々を集めるのが先決かと、御一考くだされば光栄です」
サタン『ふむ……それもそうか、まずは他の大罪を復活させることにしよう、帝国に復讐するのはそのあとだ、貴様なかなかいいことを言うな、貴様に免じてここはおとなしく去ろう』
そう言って、サタン様は消えてしまわれました
トト「チョロい方でございますね」
「「流石父上」」
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