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まぁ、そのままサバイバルは中止となりまして、私共は屋敷に戻って参りました
そして、旦那様や囮様、お嬢様もご一緒に報告させていただきました
トト「というわけで、被害を出さずにサタン様を退けることには成功しましたが、今後大罪の復活と帝国皇族への襲撃が予想されます」
ガリア「わかった、早急に帝国に連絡を入れる」
囮「というか、大罪ってどこに封印されてるとかわかるの?」
大罪の本体ですか?
トト「王国に憤怒、教国に色欲、商国に強欲、遊国に怠惰、共和国に嫉妬、農国に暴食、帝国に傲慢……ですが、傲慢のルシフェル様は封印から抜け出してルシファー様と共にいらっしゃいます」
私は何となく大罪の皆様を感知出来るようです
ミリア「それより、皇族で大罪の力を持ってるのは誰なの?」
それなんですが…
トト「沢山です」
「「「は?」」」
トト「長い年月の間に分散しているようでして……皇玉の反応があれば色にあわせて大罪の名を付けるので見つけるのは簡単ですが……もしも大罪の皆様が力を取り戻したいなら、殆どの皇族を殺さなければなりません」
まぁ、傲慢は初代の魂の関係で私のみに現れましたが……初代と私の関係も特殊なので普通に双子にも継がれていますから
傲慢だけは三人ですね
ミリア「困ったわね……傲慢が仲間になるなら良かったんだけど、なさそうだし……そうなると傲慢の力を取りに来ないわけでしょ?トトに攻めてくれば直ぐに解決するはずなのに、人数の多い皇族全てを守るのは大変だわ…」
お嬢様…
トト「一応夫なのですから、私の心配もしてください」
泣きますよ?
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