サバイバルでございます

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翌日 学園はお休みとなっていますからちょうどいいです 訓練室でミルガディス様と訓練している双子を訪ねます トト「双子、こちらに来なさい」 レグ「なんだ父上」 セラフ「昨日の奇襲のせいで基礎練習できなかったんだから、変なこと言わないでくれよ?」 基礎練習くらい時間をかけずにパパッとじっくりやりなさい、まったく… トト「あなた方はアクシデントのためサバイバルが中途半端になっています、よって今日はサバイバルしてきなさい………本日は使い魔も禁止です、こちらは簡単なサバイバルグッズですから、では…いってらっしゃい」 「「はっ!?」」 影を使って二人を死の森へととばしました 死の森では魔法も使えませんし、勿論使い魔召喚もできませんからね ミル『どこにとばしたのだ?』 トト「死の森です」 ミル『………自分の息子を殺す気か?』 トト「ピクニックに何回も行ったことがありますから、大丈夫ですよ」 ミル(主たち、強く生きろ…) さて、私は来るべき時のために訓練でもしましょうか 丁度よく相手もいることです トト「では、ミルガディス様は私の訓練にお付き合いください」 ミル『影のー!影の英雄ぅぅっ!我を助けよ!』 魔王のくせに勇者に助けを求めるとは何事ですか ミルガディス様の訓練も必要なようですね
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