サバイバルでございます

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私が勇者様を倒すと同時に、囮様と槙様が師弟コンビネーションで迫ります それを紙一重で避け、刃をずらし、ちょっと関節へ衝撃を与えますと…… マキ「うわっ!?」 囮「ちょ!?槙!危ない!!」 槙様が囮様へ横凪ぎの一撃 さて、その間にお嬢様が紫電魔装にて急接近 私に体術で挑まれるようです バチッバチッバチッ 攻撃を受け流す度に迸る紫電 ミリア「だから、何で紫電を素手で触って無事なのよ!」 お嬢様… トト「お嬢様の目は節穴でございますか?」 ミリア「【ボルトランスゥゥゥッ!!】」 トト「私、素手ではなく、手袋をしております」 ミリア「関係あるかぁぁぁっ!!」 まったく、お嬢様は冗談も通じないとは…… サラ「ミリアちゃん!」 サラ様の合図にてお嬢様は離脱、その瞬間数十の矢が私に振り注ぎ、だめ押しとばかりに囮様や槙様が魔法を放ちます やれやれ トト「私一人に対する攻撃ではありませんよ」 一応、手に部分強化をかけ、振り注ぐ矢を弾き、魔法を蹴りとばします 忙しいですねぇ……しかし トト「ご自身の特性を活かした攻撃ではありますが、気配はもっとしっかり消してしまわないと意味がありませんよミルガディス様」 気配を消して、背後から剣を振り下ろしてきたミルガディス様にご忠告差し上げます ついでに掴んで槙様へと投げとばします マキ「ぐへっ!!」 囮「おいおい、現役勇者二人組、しっかりしてよ…」 これで槙様もお休みいただけましたね
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