進学でございます

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私の朝は忙しいのです まずは自分の準備を整え、お嬢様をビンタで起こし、余計な所だけお嬢様に似た双子を張り倒します まったく、寝相は似る必要ありませんよ それぞれの準備を手伝い、軽く訓練にお付き合いし、お三方はボルト家本館にて朝食 食事を終えましたらお嬢様は旦那様と城へ 双子は制服に着替えます レグ「では、行ってくる」 セラフ「行ってくる」 トト「では、行って参ります」 本日高等部へ進学し、始業式となっております まぁ皇族ですから、二人はSクラス 担任はナキ様でしょう ナキ様は教師は準備があるからと、先に行かれております 学園への道を歩き、学園の門をくぐると掲示板にクラスが発表されております レグ「Sクラスだな」 セラフ「ナキさんが担任じゃね?」 早速教室に向かいます 我が子ながら、他人とのコミュニケーションが下手で、双子の友達は同学年の勇者様とサラ様のお子様だけです まぁ、高等部になると地方からも優秀な人が集まりますので他にも友達はできるでしょう メイド長の娘が生徒会長をしているようですし、生徒会もいいかもしれませんね レグ「父上、そういえばナキさんに何か頼まれていたのでは?」 あぁ、そうでした トト「友好国である帝国皇族の挨拶を頼まれただけです」 セラフ「あれ?父上ここに居ていいのか?」 トト「許可はいただいております、始業式が始まる前に先生方の所へ行けば問題ありません」 双子は大きくなったら『お父様』に違和感があると、『父上』に呼び方を変えています お嬢様はお母様なのに、変な子達です
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