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最近、なんだか眠れなくて
遅刻ギリギリに滑り込むのが定番と化している。
まぁ間に合ってるしいいかと
開き直っているが、
先輩からの痛い視線が妙に刺さる。
先輩よりも早く来て部屋を開けたりなど
色々すべきなのだろうけど
特段何も言われないので甘えている。
先輩はファンデーションの容れ物を
パチンと閉じ、カバンにサッと入れ
颯爽と部屋から出ていった。
もそもそと私は制服に着替え、
汗ばんだ首筋をスッとする
制汗シートで拭き取った。
そして軽く身支度をしたあと、
少し早足で部屋を出た。
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