第二章

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その瞬間、王道転校生と下敷きになったやつの顔が近くなったと思ったら、 「っっっ!?!?」 キス…しやがった… 「まじかよ…リアルにあんのかよ…こういうの…」 うえぇ…別に偏見とかは特にねぇんだけどガチでそういう場面を見るのとはまた違ぇんだよ… 「なにすんだよ!!!いきなり!!!!」 ぶはwww王道転校生くんめっちゃキレてるwww 下敷きになったやつ殴られとるwwww まぁ、なんやかんやでその2人は何処かへ行ってしまった。 …手を繋ぎながら。 「もうそろそろ出てきてもいいよな?」 周囲に気をつけ、門の横についているインターホンのボタンを押した。 『はい、どちら様でしょうか?』 「あ、今日桐島学園に転校してくる九条夏樹です。門を開けてほしいのですが、」 『了解しました。ただいま開けますので少々お待ちくださいませ。』 インターホン越しでの会話が終わり、数秒後。 ギィィ… 「おぉ…すげ。自動かよ、」 門が開いたのでやっと学園内に入れる。
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