516人が本棚に入れています
本棚に追加
「でも仕事に関しては俺が理解するまでしっかり付き合ってくれるんです。最初は要領も悪くて色々迷惑かけたんっすけど怒るどろこかスムーズにこなせるようにアドバイスしてくれて」
仕事内容なんて全くわからないけど何となくその場の対応がわかる気がする。
北沢さんの優しさがにじみ出てる感じ。
「で、ある時、俺、結構ヤバイミスしたんすよ。佑都さんがフォローしてくれて何とかなったんすけど。もぉ～あの時はかなりヘコんで…そしたら佑都さんが飯に誘ってくれて。んで、言われたんっす」
「何て？」
「"明るいお前が好きだ"って」
「へ？」
話の流れ的にきっと感動的な言葉何だろうと思ったのに。
それにちょっと北沢さんに寄せた言い方したよね？
全然似てなくてコントのように転びそうになりましたけど。
川端くんを見ればまるで恋する乙女のような顔立ちになってますけど？
「か…川端くん？」
「もぉ～冗談っすよ！千佳さんとライバルになると思いました？」
「いや…そこまでは…」
「俺、女の子が好きっすから大丈夫っす」
「うん…心配はしてないから」
千佳さんも言いますね～何て言いながら私を指差し笑ってる。
うん。
相当酔ってるね。
最初のコメントを投稿しよう！