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北沢さんが戻ってきてからはまた川端くんの話で盛り上がり、気付けば先程気になった言葉の事は忘れていて。
そしてそろそろお開きになるって時に
「あ」
「ん?どうした?」
「今日なんで私が呼ばれたのかな…っと思って」
本来の目的を思い出す。
視線を川端くんに向けると
「あっ、思い出しちゃいました?」
ニコニコ顔で
「いや、特に理由なしっす!3人で飲みたいな~なんて?」
「は?俺、飲めてないけど」
「そこはすいません!でも、佑都さんも楽しかったでしょ?佑都さん家で改めて付き合いますから」
「わざわざ千佳呼び出して…お前に付き合わせて」
「千佳さんもすいません!何か久々に2人の仲睦ましいツーショット見ながら飲みたかったんですもん。いや~やっぱ、お似合いの2人っすね!俺、明日からまた仕事頑張れます」
川端くんの態度に呆れながら
「千佳、ほんとゴメン」
申し訳なさそうに謝る北沢さんに
「大丈夫です。すごく楽しかったですから。私も明日からまた仕事頑張れます」
にこやかに返事を返した。
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