第1章

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おばあさんと兎は狸に仕返し?をした後。 それぞれ帰って行きました。 「じいさんや、桃が川で取れたぞ」 「何、本当かの?」 おじさんは驚いています。 「じゃあ鷲は、包丁持って来ますね」 おばあさんは、桃を一刀両断しました。 ――しかし、勢い良く包丁を降り下ろすと。 中から桃の実ではなく、赤い液体がドロドロと流れ出たそうな。 可哀想な桃太郎、腹黒婆さんに瞬殺されてしまった。 「ぎゃあぁあぁああっ!」 おばあさんは包丁を置き、悲鳴をあげた。 おじいさんはショックで壁に頭を打って、たんこぶを作ってしまったそうだ。
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