執着

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上等。 「お疲れっす」 身体の芯から沸き上がる苛立ちを必死に抑えて 俺は三人を避けてエレベーターからおりた あー、ねぇわ 全然、ない 美紗緒が出野さんに抱かれて――って。 「ふっ、ざけんなっ!!」 ガコン!!って目の前にあったゴミ箱を蹴っ飛ばしたら、 中身が結構入っていて、散らばった 「……う」 おあ。やってしまった。 「荒れてんな、イチ」
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