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~涼介さんの真意~
涼介さんの思いを聞くため
直登とルイは、直登のバイト先のBARで涼介さんと、待ち合わせしていた
「やばい俺なんかドキドキしてきた」
「は?!直登が緊張しないでよ。
ルイまでやばいじゃん」
二人はこれからの時間を前に
緊張していた。
話を聞くと言っても涼介さんは、32歳。
いい大人。。。
そこに19歳が立ち向かうわけで、、、
「あっ、ごめん待たせてー
って、今日は直登くんも一緒に?」
涼介さんがやってきた。
待たせてと言っても約束の時間には間に合っている
「あっ、ごめんなさい。
今日はルイ一人じゃ不安で、直登に来てもらったの。。。」
「一人じゃ不安、、、?」
涼介さんは、ルイのその言葉に困った顔をしていた
「あの、、、
すいません。二人の時間を邪魔して」
直登が口を開いた
「ううん、全然大丈夫だけど、、、
今日は直登君の可愛い彼女は一緒じゃないんだね」
「あっ、莉夏は、今日は留守番です」
「留守番かぁー(笑)
何か僕に用事があるのかな?」
「あっ、そのことなんだけど、、、」
涼介と直登の会話にルイが割って入ろうとしたら
「いいよ、俺が話すから」
直登がルイの肩にポンッと手を置き
話しを続けた
「ルイから、聞いたんですけど、
影山さんには親が決めた結婚相手がいるって話ですけど、本当ですか?」
「あっ、、、その話か、、
本当だよ。っていうか、そうらしい。
僕も会ったことないんだけどね」
「で、その方と結婚されるんですよね?」
「僕はしないよ。
ルイちゃんが僕にとっての女神だから」
「本気ですか?
ルイの話だと、ルイに一緒になりたいと言ったそうですけど、、、
そんなこと出来るンですか?」
「本当だよ。
きっと両親には認めてもらいないけどね。」
「別れるなら今ですよ」
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