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「いや、邪魔じゃないよ。
莉夏ちゃんも呼んでみんなで、、、」
そう涼介が言おうとしたとき
あっ、、、、
「ごめん、心配で来ちゃった」
バイト終わり走って駆けつけた私(莉夏)が立っていた。
「莉夏ぁー息切らして、、、
ありがとう心配かけたね。。。(泣)」
ルイは、ほら、冬なのに汗かいてるからって、私の額の汗を拭いてくれた。
「ルイちゃんは、本当幸せ者だね」
涼介は優しく二人を眺めていた
「あっ、でも俺たち邪魔者だから帰るぞ莉夏」
そう言うと直登の長い腕が私の腕を掴んだ
「え?!終わったところ?!どうなったの?!」
「また後で話すからいくぞ」
ぐいっと直登に引っ張られた
「直登は、莉夏抱きたいんだから
莉夏早く帰ってあげてーー
(・ω・)ノ」
ルイの声が店内に響く、、、
「なっ、、、
Σヽ(゚∀゚;)チガウカラッ!!」
慌てた様子の直登を見て
ルイと涼介は目を合わせて笑っていた
”あんなにさっきまで張り詰めた
空気だったのに
直登の弱点は莉夏だよ(笑)
可愛くて仕方ないんだから、、、”
”うん、わかるよ
直登くん見てたら莉夏ちゃんのことすごく好きって伝わる
僕は、もっと大人だから
今週のこときちんとするからね。”
”ありがとう
大人な涼介さんがルイは好き!
暖かく包んでくれるから
でもたまに見せる少年のような笑顔も好き”
“僕もルイちゃんがすごく好きだよ
素直で、笑顔が多くて、でも泣き虫で、、、大切な彼女なんだ”
私たちがBARを後にしたあと
ルイと涼介さんは
意思確認を甘ーーくしていた。
「ねぇ、直登痛いってば。離してよ」
「あっごめんごめん」
やっと直登が腕を離してくれた
「で、どうだったの??」
私は話し合いがどうなっていたのかすごく気になっていた。
「結局、影山さんはルイとのこと真剣に考えてるけど、今週のことは会わないと向こうにも失礼だから会ってから断るって。
ルイは、すこしでも自分の事大事って言ってくれただけでも嬉しいから、今週会ってその人にいくなら、それでもいいって、、、」
「え?!それでもいいの?」
「もともと違う世界だし少しでも自分の事思ってくれただけで有難いって。
でも影山さんはルイと結婚本気で考えてるっていってたよ」
「そーなんだぁ!良かったねルイ!!」
「今夜は泊まる?」
「ううん、帰るよ」
「え。やだ、俺莉夏んち泊まる」
「だめ」
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