MISSION 2 partⅢ (2)

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「サラッと流すのな」 ルイくんはフッっと笑う。 「オトナだからね」 「こんなに、ガチガチなのに・・」 そう言いながら、私の腰に回した手で、そっと体を撫でた・・。 やっ・・。 またしても体がピクンと反応してしまう・・。 「・・・・・」 私がこの位置で、どれだけ緊張してるか・・。 しっかり、バレてるよね・・。 ここまで年を重ねてきて、 男に免疫がないわけじゃない・・。 だけど、 初めてのデートも、 初めて触れ合う体も、 初めて言われる言葉も、 いちいち胸が高鳴るし、 体も反応してしまう・・。 どんなに、気持ちを誤魔化そうと思っても、 虚勢を張ろうと思っても、 やっぱりルイくんのことが、好きなんだ・・。
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