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目の前にいるウルフ1が腹を押さえて踞る。
彼の腹部に蹴りを入れ、満足したナルト1は向きを変え、再び作業を開始した。
「酷いですよ、少佐ぁ」
「なんとでも言え。」
ナルト1もとい少佐と呼ばれた彼はカタカタとキーボードを鳴らし、モニターに映し出されているものを次々と処理していった。
「んー?」
彼はこういう技術関係においてのエキスパートだ。
だが、普段は止まることのない指がぴたっと止まり、モニターとにらめっこしている。
「どうかしましたか?」
「……なぁ、ガルル。入ったガキは"少年3人"だったよな?」
「そうですが、何か…?」
「まずいことになっちまった。」
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