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「明日さ、俺の実家一緒に行ってもらっていいか?」
「いいよ。でも、なんで?」
「ゆずと結婚する事、直接言いたいんだ。妊娠してることも。」
「そうだね。久しぶりだな、淳の実家。」
淳は眉毛をしょんぼり下に下げながら俺を見つめた。
「そんな顔しないで。俺んちはちょっと行けないけど、大丈夫。それに淳のおばさんとおじさんに会うのすっごい楽しみ!」
「そうか………。」
俺の家は結構複雑で今はほぼ絶縁状態だけど、それで落ち着いているので問題ない。
それに、淳の実家は湘南にありとても海が綺麗だ。
そして、淳のお父さんお母さんにはとても良くしてもらっているし、淳のきょうだい達も大好き。
だから、今はもう全然寂しくなんかない。
「今日色んなことあって疲れただろ?早く飯食って風呂入って寝ようか。」
「うん!あ!ちゃんとおばさんに電話しなきゃ!」
「ああ!そうだな。」
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