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凛「んじゃ、先生来たし、席戻るね。」
「うんっ。」
って、えええ。
イケメンさん、わたしの前の席じゃん。
凛がまたこっち見てるー(笑)
先生「おはようございまーす!みんなお友達できたかなー?」
ほんと。ほんとに凛と友達になれてよかった。
しみじみ。ほんとに思う。
先生「じゃ、今日はもうおしまい。明日は教科書販売と……」
先生の話が終わる前に、みんなは立ち上がり教室から出て行く人もいる。
凛はこっちに向かってきた。
凛「咲ー!帰ろー!」
「うんっ!」
凛「奥野くん、また明日ね?」
奥野くん!?
え、もうイケメンさんのお名前知ってるの!?
奥野「また明日。」
ニコッて、かわいい。いい人そう。
ま、わたしのことなんて全く見てなかったけどね。
凛「カッコいいー!って言っても、わたしは奥野くんじゃなくて、隣のクラスの北乃くんが気になってるんだけどね」
「え、隣のクラス!?」
凛「そーう!奥野くんの親友なんだって!でも、彼女いるだろうなー、ふたりとも。」
この子すごいわ。
調べ尽くされてる。こわい。(笑)
「彼氏、できるといいね!」
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