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凛「おはよっ!咲!」
「おはよー」
凛「あれ…眠そうだね。」
当たり前じゃん。
昨日、北乃くんのことばっかり考えて、寝付けなかったんだもん。
「うーん…わたしさ……」
凛「なになに?」
「ほんとに…恋しちゃったかもしれない。」
凛「えっ!?北乃くんに?」
「そーですぅ…」
凛「よしっ。わたしも恋し始めたし、お互い上手くいって、いつかWデートしようねー」
「……え、あ、うん。」
凛「あー!学校が楽しくなってきたー!絶対モノにしてやるんだからっ!」
「そ、そーだね。」
凛「ちょっと、咲?その意気じゃ北乃………って、奥野くんじゃーん!おはよーう!」
そうだよね。
こんなわたしが、北乃くんの彼女になるなんて、そんなのダメだ。
釣り合わないし、周りに迷惑だよね。
この恋、諦めるしかない?
北乃「おはよっ、咲ちゃん。」
絶対諦めない。
「おはよう。」
好きだもん。
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