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死ねばいいと思った俺は悪魔?
見捨てて行ったあいつらは死神?
途絶える途絶える、息が途絶える。
止まる心音。上下しなくなった胸。
死んだ。恭輔が死んだ。
何億万といる人間の中で、親でもなく、恋人でもなく、間違いなく嫌いであろう人間に笑い者にされながら死んでいった。
あのプライドの高い恭輔にとって、この現実は耐え難い屈辱だろう。もし逆の立場だったなら、俺は間違いなく死んでも恭輔を怨み続ける。
しかし、それは仮の話。恭輔、お前はもう死んじまったんだよ。
「ザマアミロ」
先程までの罪悪感に似たそれは何だったのか。
俺は二度と動くことのない恭輔の亡骸に向かって、にやける唇で言った。
何度も、何度も、馬鹿にするように。
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