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百足を捕食せんと、ゲジゲジが待ちかまえているのだ。
あの、鋼毛にまみれたような、おぞましい虫である。
あれが木という木の裏側に潜んでいるのだ。
この化け物が辺りを徘徊する様といえば、筆舌に尽くしがたい。
姿を見た瞬間、この世に生を受けたことを恨みすらする。
これらの悪魔的な障害に恐れをなさないというのであれば、先へ進む
がいい。
だが忘れてはならない、軍手と登山靴は必須だ。
そしてもう一つ、これが最も重要だ。
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