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将司は一人進み松尾山に進と、山全体が大砲に敷き詰められていた。森・長島・榊は上手いこと生き延びていた。軍は壊滅。その映像は総本陣に居た亜理寿が全ての映像を見ていた。先の戦いで、足を負傷して車椅子で三階のモニターで見ていた。
亜理寿は今までの映像を見ていた。頭の中に電子信号として全ての未来の映像が映せるのだ。車椅子から降りて杖をつき外を眺めた。
「映像分析・未来(Bildanalyse & Future)」
亜理寿は杖をつき幽華も承知した。
「幽華?この戦に損害は大きく出るが、勝つ。まぁ。亜理寿?約束だったよな。御前の躰を戻すと決めて・・・」
幽華は頷き目を瞑り采配を振るった。
(幽禅進め。今だ!KGU総攻撃開始!カオルを討て!KGUに勝利ト栄光の道を!)
幽華も黒コートを着て黒のローブに袖を通した。
「行くか。俺の軍総員抜刀。」
桃配山から松尾山に向けて歩み出した。
「・・・・・チェックメイト」
軍がそれぞれ動き出した。
将司と三人は砲台を壊していった。森がカロリーメイトを渡した。
「将司さん!こ、これ食べて下さい!」
「あっ?俺からも」
「ですな」
三人からカロリーメイトを貰った将司は深呼吸して、刀を抜き砲弾を避けながら斬っていき、松尾山が四時間で陥落した。
「菰野天照(Komono Amaterasu)抜刀術(Auslassen Breitschwert)・”菰野龍騎(Komono Dragoon)天照覇(Amaterasu Pa)抜刀術(Auslassen Breitschwert)”龍華鬼天(Longhua Geister Tage)滅神(Zerstort Gott)」
左足で踏み込み右足で強く足で踏み込んで鞘を抜き山の急斜面を走り、一億丁の砲弾を壊し神速な一撃で裁いた衝撃波で空間の時間を戻し喰らいし龍の一撃の神の逆鱗が、KGUの魂が将司はカオルの軍を斬り終えた。
「以上だ。降参する者は出て来い。」
松尾山にはカオルが居たが、カオルとの対面は幽華が久しぶりだった。
「実に十五年ぶりだ。観念しろ。俺の子の軍が直に来る。」
カオルは包囲された。
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