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瑤子は洗面所で化粧を直して服も着替えた。水も飲み黒いロングドレスを着て、銃も手入れして弾を装填させた。瑤子は深呼吸した。
「私は銃剣のCODEを持つ女。剣に長けて銃も長ける。生まれつきで菰野に生を受けて以降ゲス野郎のお陰で私は銃剣に出来る。全てね。私は見る物触る物を銃剣に適応できる。」
明かされた瑤子のCODEは銃剣。背中から巨大な大剣を構えて銃も弾を装填させて、綾将も腰に差した刀を鞘に戻した。
「いざ、尋常!」
二人とも超神速光速の速さで足の踏み込みが違うだけで互いに剣を押さえつけて、綾将はしゃがんで剣を突き立てると銃弾が頬をかすった。
「上手いわね。うん。師匠の子は強い」
ぐったり疲れた瑤子はラウンジに行きラウンジのバーで青汁を飲んだ。
「拙者もお付き合い願う。それを一つ」
バーで青汁を飲み綾将が力つける頃英矢と白宮が練習を繰り返していた。月が経ち関ヶ原を控えた一ヶ月後のことであるが、CODEを持つ者を短期間で鍛え抜いたレイヴンは、その晩エンペラーを誘い近くのバーで飲んだ。
「君が誘うなんて(Nantes vi invita)珍しいな(I rari)。ん?」
「あら、そうかしら(Oh mi chiedo se cosi)?私だって飲むわ(Anche Berro)。ねぇ(ehi)?今回の二十人どう(Che venti di questo)?」
「さぁ。俺は知らない(Ora Non lo so)。誰も知らない(nessuno sa)。CODEを持つ者が(Una persona che ha un CODICE)死ぬ運命以外に(La sorte altro che morire)避けられない事(Non puo essere evitato)だよ(io)。俺もアンタも・・・レイヴン(Ho anche Raven anche Anta)?」
「ハハハハハハハハハハハハハハ」
バーで飲んでいると、エンペラーは久々に酒を飲みレイヴンも酔い二人を探していたのは、甜歌だった。
「酔い冷ませ!」
頭上に氷が直撃して躰が冷えた。
KGUの倉田島から離れた山間部のバーに甜歌が二人を探しにわざわざ車を走らせて、別荘地に戻ると幽禅が月を見ていた。
和雪が来たのはその際に幽禅も落ち着き写真を見ていた。渚の写真をペンダントにして見ていた。別荘地に集まり全員戦力になると関ヶ原に向けての準備が始まった。
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