第3章

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席は壁側に座っているのがガリガリさんその次におさげメガネちゃん、目が虚ろさん、そして階段側にいるのが私だ。 なにかあればスグに逃げれるぜ! そんなこんな観察をしていると正面のボロい扉が錆び付いた錆びと錆とがこすれ合う様な不快な音を立てながら開いた。 「あーどうも本日はご足労頂きありがとうございます。」 一人の男性が中から声をかけてくる。 背は175くらいだろうか 髪を後ろで縛り小さなポニーテールになっている 顔は整っているがどこか生気が感じられない。 そして男はやる気のない表情で私達に言う。 「ようこそ、使えない人達」
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