第2章

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それは暑い熱い夏の日だった。 私はこの蜃気楼が見えそうな程クソ暑い中、母と外にいる。 数分前。 私は学生が学校で勉学に励んでいる中 はたまた大人達が会社で仕事のストレスでハゲ散らかりそうになっている中 私はタンクトップに短パンというすこぶるファッションセンスの姿で自宅のクーラーで涼んでいたのだが 我が家の絶対守護神「マザーゴッド」こと「かーちゃん」が 「働かないなら買い物手伝いな」 というありがたくもなんともないお言葉を受けて今にいたる。 どうやらもうお気づきだろうが 私はニートだ。
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