平凡な消防士がその設定に至るまで

登場人物紹介：マリシスの町

◯謎の黒マント
主人公がマリシスの町に向かう道中にある休憩小屋で出会った謎の人物。
完全に気配を遮断する術を持っている。
暗い色の外套にフードをすっぽりと被っており、顔の下半分を布で隠している。目元しか見えず、辛うじて褐色の肌と金色の瞳だけが見える。おそらく女性。
主人公の子供じみた恥ずかしい一人遊びに反応し、自分の存在に気付いたと勘違いして自ら姿を現した愛すべきドジっこ。
主人公に空腹を訴えて食糧を分けてもらい、そのお礼に小さな青い宝石の付いた指輪を渡す。
何者なのかは不明。
巧妙に正体を隠しているので誰が何と言おうとこの段階では不明。

◯アシュナート＝ストレイン
43歳
マリシスの町で酒場『風の翼』を営む男性。短く明るい茶髪で筋骨隆々。とても落ち着いた雰囲気で一見怖そうな外見だが動物好き。例に漏れずもふもふ信者の仲間入り。
元々は違う地の出身らしい。
料理は元より、簡単な品物の鑑定も出来る。主人公が謎の黒マントから受け取った指輪を鑑定したところ、盗品であることを見抜いて警備隊に主人公の身柄を引き渡した。
町の警備隊との会話から、厚い信頼を置かれていることが窺える。

◯シェイミー＝ストレイン
16歳
アシュナートの娘で、酒場『風の翼』の看板娘。長く明るい茶髪をひとつの三つ編みにしている。八重歯がチャームポイント。
町の若者に人気だが、父親の目が厳しいのでなかなかお近付きになれない。
血は争えずにもふもふ信者。
たまに町に訪れるエルフの姿を見かけ、その美しさに惚れ惚れした、とうっとりしながら語る。