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◯ガラル=ヴァルガ
南の大陸に向かう船上で主人公が出会った男性。初めて乗った大型船の思いがけない船酔いに弱っていたところを主人公に手を差し伸べられる。
身長は181cm、やや垂れ目で無精髭を蓄えている。
常に頭部にターバンのような布を巻き、額まで隠している。うなじが隠れるほどの長さの茶髪で、蒼い空色の瞳。
主人公は、人懐っこいが謎が多い人物という印象を受けた。本人曰く、面白いことや楽しいことを求めてぶらぶらと一人旅中。
南の大陸で主人公と再会した際、両頬に女性から頂いた真っ赤な手形を残していたことから、女好きであることがとてもよくわかる。
その正体は醒眼の一族であり、額に第三の眼を持ち、それを隠すために布を巻いている。
年齢は112歳で無類の酒好き。
かつてある国で放術師として仕えていたという過去を持つ。
空と水という、天力の扱いに長けた二属性を宿す。また、圏術に長け、形状を変化させて遠距離の索敵が可能であるが、これは生れながら先天的に空属性を持ち、さらに水属性を持つ彼ならではの為せる技。
普段から無意識に他人の天力を観てしまう
ため、偶然見かけた主人公の膨大な天力を見付けてその後を追い、主人公の旅に同行することとなった。
額の眼は、本来持つ天力の器とは別の、実体を持った第二の器であり、魔物の核と同じ物。
一族の特性として、邪妖を操り、魔物を生み出して支配下に置くことができる。また、自身の体に邪妖を纏うことで半魔物化することが可能。
半魔物化した姿は、凶々しく、生物的な特徴を持った黒い甲殻を纏ったようになる。
全身の至るところに棘や角のような突起物があり、両腕は肥大化し鋭い爪を有する。
人生経験と長い一人旅から豊富な知識を持ち、主人公達との旅では主に情報収集や交渉を受け持つ。
未熟な主人公に天力の扱いを教え、この世の厳しさも諭し、成長していく主人公を見守る。
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