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◯エミリー=ロワ
酒場『灼熱の杯』の店長。
長い茶髪を後ろに流し、普段は体にぴったりとしたドレスを着用している。口元のホクロが色っぽい、大人の色気を醸し出す39歳で愛煙家。
混血の孤児四人を保護し育てながら酒場を切り盛りするが、普段は店に顔を出さず子供達にまかせっきり。
幼い頃、奴隷商によってトロンガの町に売られ、娼館で働いていたという過去を持つ。そこで金を貯め、自立。
似たような経緯の子供を保護し、独り立ちさせるために店で雇用している。
数年前に病気を患い、子を成せない身体となる。また、その病気が原因で寝込むこともしばしば。
飲み食いの代金を持ち合わせていなかった主人公達に、返済のために主人公を住み込みで働かせることを提案する。
それは黒髪黒目という珍しい特徴を持つ主人公を見て、奴隷として生きた経験があるのではないか、と懸念し、もし寄せる身がないのであれば保護も視野に入れていたから。
最初は店の女の子に手を出していたガラルを警戒していたが、主人公の仲間であり、酒の味が分かることもあって意気投合する。
財布を掠め取ろうとした黒髪の少年を探すために店に乗り込んできた獣人に対し、店と子供達を守るために真正面から立ち向かった。
しかし後日、主人公に打ち負かされた報復のために主人公を探す獣人に再度乗り込まれ、居場所を吐かされるために右半身を隈なく斬り刻まれる。
医療施設に運び込まれ、ガラルの手によって献身的な治療が施されたが間もなく息を引き取る。
獣人との戦いのとき、ガラルに力を貸した邪妖が彼女であったかは不明。
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