平凡な消防士がその設定に至るまで

登場人物紹介:常闇の樹海

◯ネイファ＝ザクト
25歳、雷と火の二つの属性を持つ大柄の女性。
鍛え上げられた肉体は小麦色に日焼けし、髪はやや巻き毛で短め。身長と同じくらいの大剣を愛用している。
整った顔立ちをしているが、化粧っ気はなく、愛嬌のある印象。

元々は常闇の樹海に生息する動植物の生態などの調査を生業とする研究者だったが、いつしかバオムと共に行動するようになり、周囲からは凄腕の二人組の冒険者、という風に見られている。
本人は研究者と呼ばれるのがむず痒く、あまり慣れていない。

戦闘においては前面に立ち、体術と剣技で敵を蹴散らす。錬術も大剣を模している。

バオムのことは最初、厄介なお荷物もしくは研究の邪魔、と思っていたが、いつしか頼れる相棒という存在となっていた。
常闇の樹海深部で、オルフィの家でバオムと共に暮らすことを決め、バオムからの愛を受け入れる。

一旦町に戻る途中、魔物と戦闘しているアーメイガー一家と遭遇し、そこでの魔物との戦闘において体内に魔の毒を注入されてしまう。
バオムの放術によって外傷は治療されたが全身に毒が回り、銀麗の浄化も間に合わず、バオムを殺した魔物に一矢報いた後、そのまま命を落とした。

※この二人の名は、これまでの登場人物の名前が似通っている、という反省点から、無意識に使っていたと思われる「ラ行」や「ガ行」を意図的に避けてみました。